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気候・風土・素材をめぐる建築構法研究とデザイン・ビルド活動

環境問題の深刻化や地域性の希薄化が課題となるなか、建築は、省エネルギーや快適性といった機能的要求に応えるだけでなく、人と人・環境・地域社会との関係をつくり出す役割も担います。こうした背景のもと、気候風土や素材に応答する建築構法や空間のあり方を探っています。
建築の空間構成や構法が、地域の気候や風土、素材、制約などの条件にどのように応答しうるのかに関心を持ち、中国の農村地域を一つの文脈としながら、地域に根ざした建築を構築する方法論について研究しています。
また、菌糸体複合材料などのエコ素材にも着目し、それらの構法的可能性や、人の知覚体験に与える影響について研究しています。
研究活動に加え、デザイン・ビルド形式の教育活動やワークショップにも関わり、パビリオン制作や小規模な実践を通して、ものづくりを介した関係づくりを試みています。

社会工学類|助教

陳 曄(チン イエ)

CHEN Ye

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任

キーワード

建築設計
建築意匠
建築構法

担当分野・プログラム

研究区分

建築学

研究テーマ

  • 中国農村地域における地域に根ざした建築構法の研究
  • 気候に応答する建築の構成要素の偶有価値に関する研究
  • 地域素材を活用した設計手法の研究
  • 菌糸体複合材料を用いた構法および知覚体験の研究
  • 建築の言説分析を通した設計思考と設計手法の研究

メッセージ

建築は、単に機能や性能を満たすだけでなく、人と自然、人と地域、人と人との関係を形づくるものだと考えています。環境問題の深刻化や地域性の希薄化が進む現代において、気候風土や素材に応答しながら、その場所ならではの空間や暮らしを生み出す建築のあり方に関心を持っています。既往の建築事例の分析や、菌糸体複合材料などの素材研究、デザイン・ビルド活動やワークショップを通して、技術や構法と、人の感覚や生活文化とのつながりを探っています。また、実際に手を動かし、考え、試行するプロセスを通して、建築やものづくりについてともに考えられる場をつくっていきたいと考えています。