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環境に優しく円滑で快適な都市交通を目指して

交通計画・都市計画・交通工学を基礎に、中京都市圏全体から街区レベルまでを対象として、安全で円滑な都市交通の計画と運用に関する研究を行っています。主な研究としては、円滑で快適に利用できる将来の交通整備のために、都市圏内における人々の交通移動量を大規模に予測する交通需要予測モデルの開発や交通渋滞対策の検討があります。また、自然災害時で公共交通機関が運行休止したときに発生する帰宅困難者問題における調査分析と対策周知のためのワークショップの開催、および、若者世代にとって魅力ある街づくりや公共交通施策の評価検討など、多角的に取り組んでいます。アンケート調査や統計解析、最適化理論、ビックデータ解析、AIなどを活用し、都市交通の課題を解明するとともに、実践的な評価ツールや具体的な対策案の提案につなげています。

社会工学類|教授

藤田 素弘(フジタ モトヒロ)

FUJITA Motohiro

3 すべての人に健康と福祉を
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
11 住み続けられるまちづくりを
13 気候変動に具体的な対策を

キーワード

交通計画学
交通工学
都市計画

担当分野・プログラム

研究区分

土木工学

研究テーマ

  • 道路交通需要予測システムの開発と渋滞及び環境対策の検討
  • 災害時における交通行動分析と交通誘導デバイスに関する研究
  • 若者世代にとって魅力ある交通システムと街づくりや公共交通施策評価の研究

メッセージ

最近の研究として、高速道路における交通量と所要時間の1時間値を、1分ごとに連続的にプロットする連続1時間値図の分析があります。簡単な図ですが、渋滞が生じると、それぞれの渋滞特性に合わせて、興味深い渋滞ループを描くなど、これまであまり研究されていなかった、様々な特性が認められました。例えば、1分間単位の交通量と速度の図(1分間q-v図)は交通渋滞の管理業務でよく利用されていますが、この1分間q-v図のリアルタイムな動きと、マクロな連続1時間値の移動角度が上下正反対になることがあります。これより、渋滞ループは渋滞の発生時と解消時で、異なる挙動を捉えていて、リアルタイムな交通流の不可逆な変化を反映していることがわかり、これらは今後の道路管理業務の高度化にとって、有益な情報を提供するといえます。