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高速画像処理を支える計算技術

画像処理をより速く、より軽く動かすための計算技術を研究しています。高精細な写真・映像・3次元データは、製造検査、医療、防災、モビリティ、映像配信などで重要ですが、データ量が大きく、処理や通信に時間がかかります。そこで、CPU/GPUを活用した並列化による処理の高速化、圧縮による通信の高速化、少ない計算で高品質な結果を得る効率的なアルゴリズムを開発しています。さらに、画像処理を高速に実装するためのプログラミングやコンパイラ技術、将来の計算基盤を見据えた量子画像処理・量子信号処理にも取り組んでいます。速度、画質、メモリ使用量、通信量のバランスを実データで評価しながら、使える高速画像処理を目指しています。

情報工学類|教授

福嶋 慶繁(フクシマ ノリシゲ)

FUKUSHIMA Norishige

4 質の高い教育をみんなに
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

キーワード

画像処理
並列処理
量子情報処理
コンピュータビジョン
画像符号化

担当分野・プログラム

研究区分

人間情報学
情報科学、情報工学

研究テーマ

  • 画像処理による画質改善および写真編集
  • CPU・GPUでの並列化による画像処理の高速化
  • 量子画像処理および量子信号処理
  • 画像圧縮の効率化およびその画質評価
  • カメラキャリブレーションおよび3次元再構成

メッセージ

画像が大きく、複雑になるほど、そこから意味を取り出すまでの時間も長くなります。しかし、ほんの少し速くなるだけで、見逃していた変化に気づけたり、離れた場所へなめらかに映像を届けたり、限られた機器で高度な処理を動かせたりします。高速化とは、性能表の数字をよくするだけでなく、画像を使える場面を広げる技術だと考えています。日々進歩するカメラやセンサの力を生かすためにも、一枚の画像、一つの計算を丁寧に見つめ、無駄を減らし、必要な品質を保ちながら、研究の先にある暮らしや産業の判断を支える確かな基盤を積み重ねていきます。