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グリーンケミストリーで拓く新反応

有機合成化学を中心に、環境に優しいグリーンケミストリーと新しい有機反応の開発に取り組んでいます。空気中の酸素を利用する酸化反応や、水だけを使う水熱反応など、環境負荷の少ない合成法を追究するとともに、蒸留可能な特性をもつメソイオン液体の創製にも挑戦しています。また、インジウムやガリウムといった金属を用いた有機金属反応、多数の窒素原子を含む新規メソイオン化合物の合成とその反応性の解明にも力を入れています。さらに、化学の知識を生かして文化財の保存・修復に役立つ技術の開発も進めており、幅広い視点から新しい合成手法や分子の可能性を探る研究を展開しています。

生命・応用化学類|准教授

平下 恒久(ヒラシタ ツネヒサ)

HIRASHITA Tsunehisa

3 すべての人に健康と福祉を
6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任

キーワード

有機合成化学
有機金属化学
グリーンケミストリー
文化財保存科学

担当分野・プログラム

研究区分

有機化学

研究テーマ

  • 有機金属反応剤の複合利用による精密有機合成の研究
  • 高温・高圧水や空気を利用した環境調和型有機合成に関する研究
  • 有機分子触媒を用いた環境調和型有機合成に関する研究

メッセージ

有機合成は医薬品や機能性材料の基盤となる重要な学問です。本研究では、有機金属反応剤を組み合わせて分子を精密に作り分ける技術を開発するとともに、高温・高圧水や空気中の酸素といった身近で安全な資源を活用した環境負荷の少ない合成法、窒素原子を基盤とした有機分子触媒による省エネルギー型プロセスの構築に取り組んでいます。これにより、資源やエネルギーの無駄を抑えつつ、必要な物質を効率よく生み出すことが可能となります。持続可能な社会の実現に貢献し、「環境にやさしいものづくり」を次世代へつなぐことが目標です。