Close

医工連携で挑む先端画像解析

数理工学を基盤として、医工連携のもとで、医用画像解析AIの研究開発を進めています。例えば悪性リンパ腫の病理顕微鏡画像解析では、各画像に写っている100万個以上の細胞核すべての種別や形態変化を記述し、病型やがんの進行度を定量化したり、類似画像を検索したりするシステムの開発に取り組んでいます。MRIについては、画像生成モデルを活用するなどして、高精度かつ高速に再構成する手法を開発しています。医用画像の基盤モデルについては、人体内部の位置表現法など基礎原理から説き起こし、高精度化を進めています。撮像から診断支援に至る、医療の様々な局面におけるAIのあり方について考察を深めつつ、研究を進めています。

情報工学類|教授

本谷 秀堅(ホンタニ ヒデカタ)

HONTANI Hidekata

3 すべての人に健康と福祉を

キーワード

画像処理

担当分野・プログラム

研究区分

人間情報学

研究テーマ

  • 診断支援AI
  • 医用画像解析
  • 説明可能AI

メッセージ

病院での診断は、個々の患者の体の状態を調べることから始まります。レントゲンやCTやMRIなど、患者の体内を調べるために様々な医用画像が撮影されます。医師が画像を見て診断をする。さらにAIが画像を見て診断する。医師はAIの診断結果をセカンドオピニオンとして利用する。このことで診断の安全・安心を改善することを目的とする研究をしています。専門医にとって有益なAIを作るためには、AIに人体のことを学ばせるだけではなく、AI自身が医師に対して診断に至った根拠を説明したり、分からないときには分からないと自己申告したりする能力が必要です。こういった能力の実現にも関心を持って研究に励んでいます。