飯田 雄章
IIDA Oaki
コリオリ力、温度変化による浮力が乱流に及ぼす影響の解明
熱工学と流体工学を専門とし、浮力やコリオリ力が作用する流れ、特にチャネル乱流の特徴を直接数値シミュレーションによって解明する研究に取り組んでいます。乱流は、温度差による浮力や回転によるコリオリ力といった力学要因が加わることで大きく性質が変化します。その仕組みを理解することはエネルギー機器の効率化や地球環境に生じる興味深い現象の解明にもつながります。現在は、浮力やコリオリ力が乱流中で次第に増加する過程で流れの様子が変化する遷移過程や、内部重力波やサーマルプルーム、テイラー・ゲルトラー渦といった浮力やコリオリ力により生じる特徴的現象のロバスト性(外的な環境変動に影響されずにどこまで存在しうるか)といったテーマに焦点を当てています。

担当分野・プログラム
研究区分
流体工学、熱工学
研究テーマ
- 体積力の影響下にある乱流の研究
- 壁面近傍の乱流構造に関する研究
メッセージ
乱流研究は外部資金を獲得できるような派手な研究とは言えませんが、欧米の他、中国、インドの有力大学でも活発に研究がなされています。アイデアさえ優れていれば世界中の研究者に大きな影響を与える可能性をもっています。ここ数十年の間に相対的に低下してしまった日本の科学技術の世界的立場の向上のために微力ながら貢献したいと考えています。
