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金属と分子が生む新機能材料

生物無機化学と超分子錯体化学を基盤に、金属と分子の特性を活かした新しい機能材料の創出に取り組んでいます。微生物が鉄を取り込む仕組みを応用した人工シデロフォアの開発では、特定の微生物を選択的に吸着する素子の実現を目指しています。また、光エネルギーを電気に変換する色素増感型太陽電池のための高性能色素の設計や、イオン液体で表面を修飾することで二酸化炭素の変換が可能な新しい反応の場をつくる研究も進めています。最先端の設備を活用し、独創的な発想で社会に役立つ材料開発に挑戦しています。

生命・応用化学類|教授

猪股 智彦(イノマタ トモヒコ)

INOMATA Tomohiko

3 すべての人に健康と福祉を
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう

キーワード

修飾電極
複合材料
シデロフォア
二酸化炭素還元
金属微粒子

担当分野・プログラム

研究区分

材料工学
無機・錯体化学、分析化学
無機材料化学、エネルギー関連化学
生体分子化学

研究テーマ

  • 人工シデロフォア修飾基板によるセンサー・リアクターの開発
  • イオン液体反応場の創製と高効率触媒材料の開発
  • 金属錯体色素をベースとした色素増感太陽電池の開発

メッセージ

様々な材料の表面に特殊な機能を持つ分子を結合すると優れた機能性材料を作製することができます。私共は自ら設計・合成した機能性分子を電極や無機材料の表面に結合させることで、材料表面の反応性と機能性分子の特性を併せ持つ新しい材料の開発に取り組んでいます。開発した材料は、微志絵物センサーやガスセンサーなどの各種センサー、二酸化炭素還元反応や水素発生反応の触媒、燃料電池や太陽電池の電極などへ利用しています。研究の一部は地元の企業などとの共同研究として推進しており、工学部に所属する者の責務として社会実装も見据えた研究を行っています。