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生物の仕組みに学ぶ新材料デザイン

私は、生物が進化の過程で獲得してきた優れたデザインや機能を手がかりに、新しい材料づくりにつなげる生体模倣研究に取り組んでいます。例えば、フナムシの脚にある微細な突起構造を模倣し、ポンプを使わずに液体を運ぶデバイスの開発を行っています。また、ショウジョウバエの幼虫が真空中でも生きられる特性から発想を得たNanoSuit®技術を応用し、生物を簡便に観察できる仕組みの工学的展開を進めています。さらに、木の導管構造が示す毛管現象を模倣した水輸送材料の研究や、髪のキューティクル構造を手がかりにした濡れ特性の解析など、生物の巧みな仕組みを材料科学に応用する取り組みを進めています。

生命・応用化学類|准教授

石井 大佑(イシイ ダイスケ)

ISHII Daisuke

6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を

キーワード

バイオミメティクス
表面張力
液体輸送
超撥水性
傾斜機能材料

担当分野・プログラム

研究区分

材料工学
高分子、有機材料

研究テーマ

  • 生物模倣材料に関する研究
  • 傾斜機能材料に関する研究
  • 機能性高分子材料に関する研究

メッセージ

バイオミメティクス(生物模倣技術)とは、生物の形態や構造、機能などを観察・分析し、そこから着想を得て、新しい技術開発や製品に応用する技術のことです。当研究室では、動物や植物などからどのような技術が生まれているのかを研究し、自然の技術を認めるとともに、生物と調和し共生する大切さを感じることができるような要素技術開発を行っています。