石野 洋二郎
ISHINO Yojiro
未来のエンジンを創る燃焼工学研究
環境にやさしく高効率な燃焼技術の実現を目指し、燃焼現象を機械工学や流体工学の視点から研究しています。特に、燃焼に伴う環境負荷を低減するための燃焼方法(実用アンモニアバーナー)の開発や、最先端の計測技術(医用CT計測)を用いて炎の温度や成分、揺らぎなどを精密に捉える研究を進めています。また、新しい概念にもとづく内燃エンジンの発明・創出にも挑戦しており、従来とは異なる仕組みで作動するエンジンを設計・検討しています。さらに、遠隔地やバーチャル空間の炎や風や水や氷などの熱・流動環境を体験するシステムの構築にも取り組んでいます。燃焼や熱という身近でありながら奥深い現象を多角的に捉え、未来のエネルギー技術の革新につながる研究を目指しています。

担当分野・プログラム
研究区分
流体工学、熱工学
機械力学、ロボティクス
スポーツ科学、体育、健康科学
情報科学、情報工学
研究テーマ
- ギネス記録獲得の自作多眼カメラ等による高速三次元CTによる乱流火炎計測
- 新規肩構造を有するウェアラブル装置と遠隔ロボットからなる遠隔地の熱流動環境を体験する双方向伝送システムの開発
- 無振動・高効率の新型回転式エンジンの開発
- 低環境負荷燃料アンモニアを専焼する工業用バーナーの開発
メッセージ
誰も見たことのない装置・計測方法や概念により、研究者のみならず一般の人の心をも動かすために、CAD(コンピューター設計)・プログラミング・電子工作や、旋盤・数値制御フライス盤などの工作機械や、TIG溶接などで、新型装置・システムを自作しながら研究・開発を行います。この過程で研究を実地体験でき、学会では注目される研究発表が行えます。モノ作りが好き、または、モノ作りがしたい学生にとって有意義な環境です。名工大の卒業生は、就職した製造業企業等で設計、開発にたずさわることが多いですが、企業では、実際に材料に触れてモノを作ることができなくなるので、学生時代に研究室でモノ作り体験することを重要視しています。本研究室の指導教員が、定年退職するまではこの環境を提供したいと思っています。
