伊藤 宏隆
ITOH Hirotaka
計算社会科学で拓く次世代学習支援研究
計算社会科学と教育工学を専門とし、学習者データにもとづいて学びと指導を支援する仕組みの研究に取り組んでいます。多様な学習者に適した指導方針や学習パスを自動的に探索することに関心があります。これまでに、履修状況や成績、学習行動ログなどの学生ビッグデータをデータマイニングにより解析し、修学指導やリスクの早期発見に役立てるシステムの開発を進めてきました。今後も、人間の教員の経験と直感を数理モデルとして抽出し、情報技術と組み合わせることで、一人ひとりに合った学習支援と合意形成を支える知的教育環境の実現を目指します。

メッセージ
LLMを活用した学習支援やAIによる修学指導支援の研究を通じて、私は「誰も取り残されない学び」の実現を目指しています。学習や進路選択に不安を抱える学生に対し、AIが一人ひとりに寄り添い、適切な助言や学習機会を提供できれば、教育の可能性は大きく広がります。教員の経験や勘だけに頼るのではなく、AIを活用して学生の理解を深めることで、より公平で継続的な支援が可能になると考えています。さらに、学習者自身が主体的に考え、自ら成長を実感できる支援の在り方を探究しています。人とAIが協働し、安心して学び続けられる社会の実現に貢献したいと願っています。
