糸魚川 文広
ITOIGAWA Fumihiro
表面から機械性能を高める加工と摩擦研究
機械システムの性能と信頼性を左右する運動部の「表面」と「界面」に注目し、精密加工とトライボロジーの両面から研究を進めています。機械部品は、その形状を創り出す工程で新しい表面が形成され、部品同士の接触や相対運動によって摩擦や摩耗が生じます。機械が滑らかに動き続けるためには、損傷のない高品質な表面を精密に加工する技術が不可欠です。切削や研削、レーザ加工、放電加工といった除去加工を活用して精密な表面をつくり、さらにその表面が低摩擦かつ長寿命であるための摩擦・摩耗・潤滑のメカニズムを解明しています。精密加工で「表面を創り」、トライボロジーで「表面を使う」視点を組み合わせ、機械システムの高精度化と高信頼化につながる基盤技術の創出を目指しています。

電気・機械工学類|教授
糸魚川 文広(イトイガワ フミヒロ)
ITOIGAWA Fumihiro
キーワード
Tribology
Pulse laser processing
Lubrication
Precision machining
担当分野・プログラム
研究区分
材料力学、生産工学、設計工学
研究テーマ
- 超短パルスレーザ加工による高精細加工と超平滑表面創製
- 表面微細構造の制御による高信頼性・低摩擦摺動面の創製
- 摺動面における潤滑添加剤の表面反応膜生成と機械的損耗の平衡状態
メッセージ
「表面」から更なる機械の進化を目指す。
私たちは、機械部品の表面を超精密に加工し、摩擦や摩耗を自在にコントロールする研究をしています。わずかな表面の違いで、機械の寿命や性能、省エネルギー性を大きく変えることができます。目には見えないミクロの世界から、より安全で快適な未来社会を支える技術を生み出しています。
