泉 隼人
IZUMI Hayato
MEMSおよびソフト電子デバイスの電気機械信頼性評価
機械工学の視点からMEMSやソフト電子デバイスを社会で安全に運用するための研究課題に取り組んでいます。MEMSは機械構造と電気回路の異なる要素を統合した機械システムです。近年は「折りたたむ」ディスプレイのように柔軟性をもつ電子機器も製品化されるようになりました。MEMS、ソフト電子デバイスともに、構造材料に引張圧縮や曲げによる物理的な負荷や変形を利用することで、製品に高付加価値を持たせています。一方で、従来のLSI (集積回路)とは性質が異なることから、(繰返し)負荷に対するデバイスの電気的機械的な信頼性や評価手法は十分に確立されていません。
研究では、材料の変形・破壊の力学、有限要素法解析、材料試験方法や試験機開発、疲労特性、寿命予測、電子顕微鏡観察による破壊解析等を扱いながら、デバイスや電子材料の信頼性評価に従事しています。この研究を通じて、MEMSやソフト電子デバイスの高機能化や長寿命化につながる材料設計や強度設計の指針を探りたいと考えています。

電気・機械工学類|助教
泉 隼人(イズミ ハヤト)
IZUMI Hayato
キーワード
担当分野・プログラム
研究区分
研究テーマ
- ショットキー接合を用いたシリコンの疲労損傷センシングに関する研究
- (211)単結晶シリコンの圧縮せん断応力場の疲労特性に関する研究
- 伸縮性導電性ポリマーの電気機械信頼性評価に関する研究
- フレキシブルデバイスの曲げ耐久性能評価に関する研究
メッセージ
研究と聞くと難しく感じるかもしれませんが、出発点は「なぜ?」という小さな疑問から始まります。その疑問を深めることが、病気の治療法や便利な技術、環境を守る仕組みなど、社会に役立つ新しい価値を生み出します。一方で、正解のない問いに向き合うことは大変ですが、正解が用意されていない分、自由さと面白さもあります。もし皆さんの中に「なんか不思議」と思うことがあれば、その好奇心は研究の第一歩です。小さな興味を大切に、少しだけ深く考えてみてください。その一歩が、いつか社会を変える力になるかもしれません。
