柿本 健一
KAKIMOTO Kenichi
環境と医療を変えるエレクトロセラミックス
環境・エネルギー・医療分野への貢献を目指し、電気的な機能をもつ「エレクトロセラミックス」を中心とした材料研究に取り組んできました。材料のつくり方を工夫する段階から、電気や応力に対する性質を詳しく調べる評価技術までを一体的に研究し、実用化につながる材料の創出を進めています。特に、振動や廃熱など身の回りに存在する未利用エネルギーを電力に変える圧電材料や、環境負荷の少ない無鉛圧電材料の信頼性向上に注力しています。さらに、水質浄化や抗菌機能をもつ圧電触媒の研究開発、付加製造技術によるセラミックスの新しいものづくり、環境・生体分野への応用研究にも国際共同で取り組み、持続可能な社会を支える材料科学の発展に貢献しています。
研究区分
材料工学
応用物理工学
無機材料化学、エネルギー関連化学
研究テーマ
- 無鉛圧電セラミックスの合成とフェロイクス
- 圧電触媒の材料設計とダイナミクス
メッセージ
材料や技術の仕組みを深く理解し、環境・エネルギー・産業といった身近な社会課題の解決につなげることを目指しています。大学の知を社会にどう届け、未来にどう活かすかを常に考えると同時に、急速に進むAI社会の到来や今後の人口減少社会を見据え、研究を通じて専門性と行動力を磨いた博士人材が、社会のさまざまな場で活躍することを応援しています。研究は特別な人だけのものではありません。素朴な疑問や挑戦心こそが、次の社会を動かす原動力になると考えています。
