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日常生活場面の注意行動特性への認知心理学・人間工学アプローチ

実験心理学や人間工学の立場から、日常の様々な場面を対象として、注意や認知に関わる人間の行動特性の解明に取り組んでいます。特に現在は、鉄道路線図の駅名配置や書字方向などが駅の位置の検索しやすさや印象にどのような影響を与えるのか、津波や地震などの自然災害発生時に地域住民へ迅速な避難を促すにはどのような呼びかけ表現によるアナウンスが効果的か、住宅設備や電化製品などの電源入切状態を示すランプにはどのような色がわかりやすいか、といった日常生活と密着する公共情報デザインを検討するための、基本的な注意特性を調べています。そのために心理学実験手法を用いてデータを収集・分析し、これらのデザインを立案、評価するために有効な知見を提供することを目指しています。

社会工学類|准教授

神田 幸治(カンダ コウジ)

KANDA Koji

11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任つかう責任

キーワード

人間工学
認知心理学
注意

担当分野・プログラム

研究区分

心理学
社会システム工学、安全工学、防災工学
人間情報学

研究テーマ

  • 日常場面における人間の注意・認知特性の解明
  • ヒューマンエラーに関する基礎的応用的研究
  • 自転車運転者及び歩行者の危険行動及びその対策

メッセージ

日常生活には便利で快適な使いやすい道具や装置、情報、環境で満ちあふれています。その一方で、不便で使いづらく、わかりにくく、使用方法によっては危険なモノやコトも存在します。この便利さや快適さ、わかりやすさは何によって決まるのでしょうか。それは、人間の行動特性によって決定されると考えられます。実験や調査などの適切な方法によって積み重ねられたデータから、こうした人間の行動特性を検討するのが心理学であり人間工学です。この特性を考慮に入れて日常生活の様々な問題に接近する試みは探求心をさらにかきたて、その知的好奇心による研究結果をわずかながらも日常生活上の社会実装へと繋げていく営みは、ワクワクの連続です。