清浦 正道
KIYOURA Masamichi
高次構造制御に基づく高分子の機能・物性発現
高分子の形成するミクロな構造とマクロな物性との関係(構造-物性相関)の解明に取り組んでいます。高分子の機能・物性は、一次構造(化学構造)だけでなく、その分子配向や配列、凝集形態といったナノメートル~マイクロメートルの構造(高次構造)によって大きく変化します。私たちは、X線散乱法や顕微鏡観察で高分子の高次構造を明らかにし、力学物性・誘電特性といった高分子のマクロな物性にどのような影響を及ぼすのかを明らかにしています。さらに、高分子の構造-物性相関をより深く理解するため、研究目的に適した新規分子の設計・合成にも取り組んでいます。新規分子の設計・合成、構造解析、物性測定を一貫して行い、高分子の構造-物性相関に関する理解を深めることで、分子レベルの構造制御による材料の機能・物性の新たな設計指針の構築を目指します。

生命・応用化学類|助教
清浦 正道(キヨウラ マサミチ)
KIYOURA Masamichi
担当分野・プログラム
研究区分
研究テーマ
- 側鎖密度と位置を制御した高分子の高次構造と物性
- 新規液晶高分子の創製と高次構造解析
メッセージ
私の研究活動では、新規分子の合成と構造解析を通じて基礎的な理解を深めるとともに、機能・物性の評価により、その分子の新しい価値を見出すことを目標としています。研究の醍醐味は、自らが合成した高分子がどのような構造を形成し、どのような物性を示すのかといった未知の事柄を自分の目で確かめながら、高分子への理解を深めていくことにあると考えています。この過程では、未知の問題に対し、仮説を立て、検証し、得られた結果に基づいて次のアプローチを考えるという作業を繰り返します。このような研究経験を通じて、学生が自ら考えて問題を解決する力を養い、研究者・技術者としての基礎を培うことも大事にしています。
