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ハードとソフトで拓く高性能計算機

ハードウェアとソフトウェアの協調を基盤に、高性能計算機の設計手法に関する研究を行っています。計算機の性能を高めるためには、どのような計算をハードウェアで・どのような計算をソフトウェアで、それぞれ行うべきかを適切に設計する必要があります。従来ハードウェアで行っていたことをソフトウェアで行うように変更する方向性では距離指定型アーキテクチャの研究を行っています。また、ハードウェアで行うことによりさらなる高性能化を期待して、分岐予測器や自動マルチスレッド化技術の開発に取り組んでいます。さらに、ハードウェアに不可欠な機能を明らかにするため、浮動小数点数演算ライブラリの研究ではソフトウェアの限界に挑戦しています。

情報工学類|助教

小泉 透(コイズミ トオル)

KOIZUMI Toru

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう

キーワード

計算機アーキテクチャ
浮動小数点数演算ライブラリ
算術演算回路

担当分野・プログラム

研究区分

情報科学、情報工学

研究テーマ

  • 自動メモ化プロセッサの改善に向けたプログラムに内在する計算再利用可能性の調査
  • 軽量な一貫性保証と高並列性を両立するトランザクショナルメモリの設計
  • UVM利用時のPTX命令順序最適化手法
  • 融合積和演算命令を生かした三角関数実装の高精度化

メッセージ

現代社会は計算機を基盤に発展し続けています。我々は、そういった計算機上で動くプログラム全ての性能を底上げすることを目標に研究を行っています。一つ一つの技術が達成する性能向上は5%~10%とわずかなものですが、それらの技術をいくつも組み合わせることで、ここ10年の計算機の性能向上が達成されてきました。これからも引き続きそういった技術の開発により、計算力を下支えしていきます。