LETTIERI Annarosa
LETTIERI Annarosa
未来の鋼構造を支える耐震デザイン研究
建築分野における鋼構造および耐震工学を専門とし、地震に強く持続可能な建築の実現を目指した研究を行っています。特に、高地震地域における鋼構造建物のレジリエンス向上を目的とした先進的な耐震保護システムの開発に取り組んでいます。これらのシステムは、地震時に発生するエネルギーを専用の部材で吸収・分散し、大地震後でも容易に修理・交換が可能であることを特徴としています。構造物の倒壊防止に加え、修復コストの低減や迅速な復旧を実現することを目標としています。また、軽量鋼構造の耐震設計および新しい接合部の開発にも取り組んでいます。軽量鋼構造は、軽量性や環境性能に優れる一方で、部材が薄いため、十分な剛性・強度・靭性を備えた接合部の設計が課題となります。そのため、本研究では先進的な接着技術を活用した革新的な接合方法の開発を進め、脆性的な破壊を防ぎつつ構造性能の向上を図っています。

担当分野・プログラム
研究区分
土木工学
建築学
社会システム工学、安全工学、防災工学
研究テーマ
- Resilient Structures with Superior performances in high Seismicity areas
- Adhesive Connections for Lightweight Cold-Formed Steel Structures
- Seismic Resilience Light-Gauge Cold-Formed Steel Structures
メッセージ
自然災害、とりわけ地震は、世界中の社会やインフラにますます大きな影響を与えています。こうした背景が、私の研究の原動力となっています。私は、地震時に建物がどのように挙動するかを理解し、その安全性とレジリエンスを向上させるための手法の開発に取り組んでいます。この分野の研究は、人命を守るだけでなく、経済的資源の最適化や持続可能性の向上にも不可欠です。より安全で効率的、かつ持続可能な建築環境の実現に貢献することを目指しています。
