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言葉の外にある本音に共感するマルチモーダルAI

人の考えや気持ちに共感することで、人とより深く連携できるAIについて研究しています。
特に、人が対話中に見せる姿勢や表情、声の調子など多様な非言語情報(=マルチモーダル情報)を活用した感情推定技術と適応的対話制御によって、ユーザーの本音や困りごとを上手に聞き取るインタビューロボットや、サービス提供に必要な情報を無理なく引き出す技術、無自覚な得意や苦手を推定する学習支援技術などを開発しています。コンピュータが人の「何をしたいのか?何に困っているのか?」を上手に引き出すと同時に「自分がどのようにユーザーの役に立てるのか」を把握し、積極的に働きかけるための技術を開発することで、様々な場面であらゆる人の可能性を引き出し、誰も取り残されない情報社会の実現に貢献します。

情報工学類|助教

長澤 史記(ナガサワ フミノリ)

NAGASAWA Fuminori

3 すべての人に健康と福祉を
4 質の高い教育をみんなに
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
10 人や国の不平等をなくそう

キーワード

マルチモーダル情報処理
映像認識
機械学習
対話システム
インタラクション

担当分野・プログラム

研究区分

人間情報学
情報科学、情報工学

研究テーマ

  • マルチモーダル情報に基づく感情や性格の推定
  • 適応的対話ロボットによる自己開示の促進
  • 発言内容によるロボットとユーザーの信頼感の影響
  • 聞き上手な対話システムのためのインタビュー話題管理
  • 大規模言語モデル(LLM)を応用した英語学習効率化支援

メッセージ

AIなどのテクノロジーがどれだけ発達したとしても、最終的にはそれを人が使いこなすことが求められ、上手に適応できない人が取り残されてしまいます。私はコンピュータ自身がユーザーの「やりたいこと」や「困りごと」を積極的に引き出す技術の開発を通じて誰も取り残されない世界の実現に挑戦しています。日々目まぐるしい速度で進歩する情報技術の世界だからこそ、専門以外への幅広い興味を持ち「どんな世界が実現してほしいか?」を問い続けることが重要だと考えています。その問いに対する自分なりのアンサーを実際に動くものとして現実の世界に作り出すことができる。そこに工学の醍醐味があると私は思います。