Niraula Madan
NIRAULA Madan
医療と安全を支える!次世代の半導体放射線センサー
高エネルギーの電磁波であるX線やガンマ線「放射線」は、医療、工業、保安・セキュリティなど、私たちの生活を支える幅広い分野で利用されています。これらをより安全かつ高度に活用するためには、高性能な放射線センサーが欠かせません。 本研究室では、放射線を効率よく捉える「テルル化カドミウム(CdTe)」や「ペロブスカイト」という半導体材料に着目し、室温で動作可能なセンサーの開発を行っています。これらの半導体は、吸収した放射線を瞬時に直接電気信号に変換できるため、放射線が持つ情報を正確に読み取ることができます。 私たちは、材料となる結晶の育成からセンサー(検出器)の作製までを一貫して研究しています。材料とデバイス工学の両面から、社会で幅広く活躍する新しい放射線センサーの実現を目指しています。

電気・機械工学類|教授
Niraula Madan(ニラウラ マダン)
NIRAULA Madan
キーワード
半導体放射線検出器
X線・ガンマ線検出器
テルル化カドミウム半導体
ペロブスカイト型半導体
結晶工学
担当分野・プログラム
研究区分
電気電子工学
材料工学
研究テーマ
- II-VI族半導体の電気及び光学的特性評価
- 高品質CdTeエピタキシャル結晶成長と放射線検出器の作製
- ペロブスカイト半導体単結晶の作製と放射線検出器の作製
- 酸化物半導体の製膜と評価に関する研究
メッセージ
私たちは、自らの手で高品質な半導体結晶を育て、これまでにない高性能で信頼性の高い放射線センサーの開発に挑んでいます。結晶の育成から加工、デバイス作製、そして性能評価までを一貫して行い、微量な放射線でも鮮明な画像が得られる「高感度なイメージングセンサー」の実現を目指しています。 開発したセンサーを、次世代のPET装置やX線CT、ガンマカメラなどの医療機器に応用することで、がんなどの病気の早期発見(診断精度の向上)や患者さんの被ばく量の低減に貢献したいと強く願って研究を進めています。
