小畑 誠
OBATA Makoto
維持管理で未来の橋を守る防災・安全工学
鋼橋がどのように腐食し、どのように劣化していくのかについて研究を進めてきました。橋は雨や海風に含まれる塩分によって金属部分が錆びたり、地震時には激しく揺さぶられたりするなど、常に過酷な環境にさらされています。私は、気温や湿度、塩分など周囲の環境条件をもとに、橋が錆びていく過程を再現する腐食環境シミュレーションを行い、劣化の進み方を予測しています。また、実際の地震に近い多方向の揺れを同時に与える実験によって、橋のどの部分が壊れやすいかを明らかにする研究にも取り組みました。これらの成果をもとに、橋をより安全に長く使い続けるための維持管理技術の向上を目指しています。
研究区分
土木工学
研究テーマ
- 構造物の耐震
- 構造物の維持管理
メッセージ
道路や橋、トンネルなどの構造物は、私たちの安全で快適な暮らしを支えています。土木工学は、これらの構造物を計画・建設するだけでなく、長く安全に使い続けるための維持管理や、地震などの自然災害に強くするための技術を学ぶ分野です。私の研究では、橋梁などの構造物の健全性を評価し、効率的な維持管理や耐震性能の向上を通して、安全・安心な社会の実現に貢献することを目指しています。
