大沼 真奈美
ONUMA Manami
地域資源を活用するデザイン
地域特有の歴史文化をもつ資源を対象に、継承と発展を目的としたデザインの実践的研究を行なっています。歴史文化をもつ地域資源とは、伝統的工芸品や郷土の食など有形・無形を問わず多様に存在しており、地域のアイデンティティを形成するものです。それらがもつ価値を現代社会や市場に合わせて再編集し、持続可能な形で活かすことができるかどうかを、プロダクトやサービスの開発を通じて検証します。現在は大学の所在する東海圏において食分野を中心に研究を進めており、いずれは他地域での展開を目指しています。また、分野横断的な共同研究への発展も積極的に取り組んでいく所存です。

メッセージ
地域特有の資源は日本各地に多種多様に存在し、地域の風土、歴史、文化などの影響を受けながら長い年月をかけて形成されてきました。これらは地域の独自性、固有性を表す重要な要素であり、地域社会の文化の基盤を支えています。しかしながら、時代とともに人々の生活様式や価値観は変化し、その変化の中で歴史文化をもつ地域資源は衰退しつつあります。現在、様々な機関において地域資源を守る取り組みがなされていますが、本研究ではデザイン分野ならではの視点から、地域資源を現代の生活様式や価値観に適応させる方法を探求していきます。
