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環境・生体適合性を指向した高分子材料設計

身の回りにはさまざまなプラスチック製品があり、私たちの豊かな生活を支えています。一方で近年、プラスチック廃棄物やマイクロプラスチックによる海洋汚染など、環境への影響が大きな問題となっています。プラスチックの使用を単にゼロにするのではなく、その利便性を活かしながら、環境への負荷を低減することが重要です。

そこで私は、バイオマス資源を原料としたプラスチックなどの高分子材料の合成や、高機能な分解性高分子材料の開発に取り組んでいます。また、アミノ酸などの生体由来物質を活用し、抗菌性などの機能をもつ高分子材料の開発も行っています。

材料としての機能性を追求するだけでなく、環境や生体との関わりにも目を向けることで、私たちの生活を豊かにしながら、持続可能な社会の実現に貢献できる新しい高分子材料の創出を目指しています。

生命・応用化学類|准教授

押村 美幸(オシムラ ミユキ)

OSHIMURA Miyuki

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任つかう責任

キーワード

高分子合成
環境調和型ポリマー
バイオベースポリマー
生分解性ポリマー

担当分野・プログラム

研究区分

高分子、有機材料

研究テーマ

  • バイオマス資源を原料とした高分子材料の開発
  • アミノ酸などの生体由来物質を活用した高分子材料の開発
  • 高機能な分解性高分子材料の開発

メッセージ

新しい材料や技術の開発は、私たちの生活をより便利で豊かなものにし、これまでできなかったことを可能にする力を持っています。一方で、私たちの暮らしを豊かにすることだけを考えた、人間本位の技術開発であってはならないと考えています。新しい材料を生み出す際には、その性能や利便性だけでなく、資源や地球環境への影響にも目を向けることが不可欠です。

また、アミノ酸などの生体由来物質を活用した材料や、抗菌性などの機能をもつ材料の開発にも取り組んでいます。環境だけでなく、人や生体との関わりにも目を向け、私たちの生活をより良くする高分子材料を生み出すことで、将来の社会に貢献したいと考えています。