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自己組織化で挑む次世代電池材料

固体化学と電気化学を基盤として、リチウム電池や次世代型電池の電極材料開発と反応の仕組みの解明に取り組んでいます。リチウムイオン二次電池は、正極と負極の間でリチウムイオンが出入りすることで充放電が進み、高いエネルギー密度と優れた寿命を実現しています。近年は電気自動車や蓄電システムの需要拡大に伴い、より高容量な電極材料が求められています。私たちは、分子が自ら整った構造をつくる性質を利用し、ナノ粒子で構成された薄膜電極や分子性クラスター材料などの開発を進めています。さらに、リチウム空気電池のような革新型電池や燃料電池にも注目し、空気極で働く触媒材料の探索にも挑戦しています。

生命・応用化学類|准教授

園山 範之(ソノヤマ ノリユキ)

SONOYAMA Noriyuki

6 安全な水とトイレを世界中に
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
13 気候変動に具体的な対策を

キーワード

環境低負荷型電池
固体電池
自己形成生材料
イオン導電体
燃料電池用触媒

担当分野・プログラム

研究区分

無機材料化学、エネルギー関連化学

研究テーマ

  • 環境低負荷電池電極材料の研究
  • 新規イオン導電体の研究
  • 新たな燃料電池用触媒の開発

メッセージ

低炭素社会を実現するためには、材料の作成時に大量のエネルギーを消費しない材料や合成法を確立する必要があります。当研究室では、材料が自ら自然に形成される自己形成生材料や分子性の無機クラスター材料に注目して、低環境負荷材料を用いた電池材料の開発を行っています。他にも燃料電池や水の電気分解用の電極触媒として注目されているハイエントロピー合金の低エネルギー合成にもチャレンジしています。