田口 亮
TAGUCHI Ryo
学習と推論で人を支えるAI
人と自然に関わりながら、学び、考え、必要な支援を行うAIシステムの実現を目指しています。私たちは、音声・画像認識や機械学習の技術を用いて、言葉の意味や人の行動の意図を理解するAIエージェントの研究に取り組んでいます。たとえば、ロボットが人との会話や周囲の状況を手がかりに、新しい単語とその意味を少しずつ学ぶ技術を開発しています。また、「大きい」「前」など、見る場所や基準によって意味が変わる言葉を理解する仕組みも研究しています。さらに、人の動作を文章で説明するだけでAIが認識できる技術や、画像や音声からグループワークの様子を分析する技術にも取り組んでいます。これらの研究を通して、教育、医療、ものづくりなどの現場で、人の判断や学びを支えるAIの実現を目指しています。

担当分野・プログラム
研究区分
人間情報学
研究テーマ
- MR医療面接試験システムの開発
- 複数飲食店の発注・棚卸データの解析
- 骨格ベースゼロショット動作認識
- 相対位置理解が可能なマルチモーダルLLM
- ロボット動作環境の設計支援
メッセージ
生成AIの急速な発展は、私たちの学び方や働き方、そして社会の仕組みそのものを変えつつあります。私は「学習と推論で人を支えるAIの開発」を通して、医療、産業、教育、ロボットなど幅広い分野で、人の理解や判断を支え、個人や組織の可能性を引き出す研究を進めています。人の力を置き換えるのではなく、人がより良く考え、行動し、新しい価値を生み出せるような社会を、AI技術を利用して実現したいと考えています。さらに、現場ごとの課題や人それぞれの状況に寄り添いながら、多様な人が前向きに挑戦できる未来につなげていきたいと考えています。
