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数値シミュレーションによりコンクリート構造物の将来を予測する

研究室としては、橋梁を中心とした社会基盤構造物の設計、維持管理に関する研究を構造実験や数値シミュレーションを用いて取り組んでいます。私はコンクリート部材の鉄筋腐食によるひび割れ進展を予測する方法や、劣化したコンクリート構造物の将来性能を予測する方法を、数値シミュレーションにより検討することをメインに研究を行っています。また、最近は劣化したコンクリート構造物の寿命を延ばすための効率的な補修・補強の方法を、構造実験を通して検討しています。将来的には、増加が予想される劣化構造物の性能と維持管理に関する方法を確立し、持続可能な社会の実現を目指しています。

社会工学類|助教

武田 健太(タケダ ケンタ)

TAKEDA Kenta

11 住み続けられるまちづくりを

キーワード

鋼材腐食
補修・補強
材料構成則
性能評価
付着

担当分野・プログラム

研究区分

土木工学

研究テーマ

  • コンクリート部材における鉄筋腐食に伴うひび割れ進展シミュレーション
  • コンクリート部材・構造物における残存性能評価手法・維持管理手法の検討
  • コンクリート部材・構造物における解析的性能評価の高精度化

メッセージ

橋などのコンクリート構造物は、私たちの暮らしや経済活動を支える重要な社会基盤です。しかし、高度経済成長期に建設された多くの構造物では、近年、劣化が進行し、安全性や耐久性の低下が問題となっています。そのため、適切な維持管理を行い、構造物を長く安全に使い続けることが求められています。私は、数値シミュレーションを用いた構造物の将来性能を予測することで、劣化の進行を把握し、効率的な補修や維持管理につなげる研究に取り組んでいます。事故を未然に防ぎ、安心して暮らせる社会を未来へ引き継ぐことに貢献できる点に、この研究の大きな意義を感じています。