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学習過程データで拓く次世代教育

本研究は、情報技術の学習過程で生じるデータを分析し、より効果的な学びを実現する教育手法の開発を目的としています。これまで、学習者の操作や試行錯誤の過程を詳細に記録できる演習環境の開発に取り組んできました。こうした基盤により、学習中の行動や判断の履歴を継続的に取得・分析することが可能となっています。従来の教育ではテスト結果のみで理解度を判断することが一般的でしたが、本研究では学習過程そのものに着目し、つまずきや理解の進展をより細かく捉えます。さらに、分析結果に基づいて個々の学習者に適したヒント提示や指導支援を行う仕組みの実現を目指します。近年は、大規模言語モデル(LLM)も活用し、より柔軟で高度な学習支援へと発展させています。

情報工学類|助教

立岩 佑一郎(タテイワ ユウイチロウ)

TATEIWA Yuichiro

4 質の高い教育をみんなに

キーワード

教育工学
学習履歴データ
学習環境設計
自動フィードバック
大規模言語モデル

担当分野・プログラム

研究区分

情報科学、情報工学

研究テーマ

  • 学習履歴データに基づく理解状態の推定
  • LLMを活用した個別最適化学習支援
  • 実践的演習環境と学習分析の統合

メッセージ

学びとは、単に正解にたどり着くことではなく、試行錯誤の過程そのものに大きな価値があります。私はこれまで、その過程を詳細に記録できる演習環境の開発に取り組んできました。現在は、そこで得られる学習データをもとに、学習者一人ひとりの理解の仕方やつまずき方を明らかにする研究を進めています。これにより、「なぜ分からないのか」「どうすれば次に進めるのか」をより的確に支援できるようになります。AI技術も取り入れながら、誰もが自分のペースで深く学び続けられる環境を実現し、学ぶことの可能性を広げていきたいと考えています。