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原子配列から開く機能性セラミックス開発

回折結晶学の立場から無機化合物の結晶構造とその機能を明らかにする研究を行っています。未だに結晶構造が解明されていない物質は数多く存在しており、そのような未知の物質を対象に試料合成および結晶構造を明らかにする研究に取り組んでいます。得られた試料に対してX線回折法を用いることにより物質の平均的な原子配列の情報を得ることができます。一方、透過型電子顕微鏡法を用いることにより、微細組織や原子スケールでの局所構造を明らかにすることができます。これらの手法を相補的に用いることにより、幅広いスケールでの結晶学的な情報を得ることで、新規機能性セラミックスの探索を進めています。未知の構造を明らかにすることは材料科学の進展につながるため大きな魅力を感じています。

生命・応用化学類|准教授

漆原 大典(ウルシハラ ダイスケ)

URUSHIHARA Daisuke

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

キーワード

結晶構造解析
微細組織観察
セラミックス

担当分野・プログラム

研究区分

材料工学

研究テーマ

  • 機能性無機化合物の探索
  • X線回折法を用いた機能性無機化合物の結晶構造解析
  • 透過型電子顕微鏡法を用いた微細組織観察

メッセージ

物質の示す性質や機能は結晶構造と強い相関をもっているため、その結晶構造を明らかにすることが重要な研究課題の一つとなっています。工業的な視点からは機能性材料を最適な組織や形態で用いる必要があります。平均的な原子配列の情報を得ることができるX線回折法と局所的な原子配列および微細組織を直接観察することができる透過型電子顕微鏡法を相補的に活用することで、最適な結晶構造や微細組織を明らかにしたいと考えています。様々な機能性材料の機能発現機構を明らかにし、新規機能性材料探索および開発に貢献したいと考えています。