山本 義哉
YAMAMOTO Yoshiya
あらゆる研究者が挑戦できる研究基盤の構築
科学研究を行うには様々な分析装置が必要です。しかし、日常的に使用する分析装置でも数千万円~数億円と非常に高額なものが多く、研究者が独自で購入することは困難かつ非効率的です。そこで、我々は様々な研究者や学生があらゆる分析装置にアクセスできるように、分析装置の共用を行っています。また、分析装置は単に利用者が使えれば良いという訳ではありません。技術者によるサポート、運用資金の安定確保、そのマネジメントなど様々な要素が必要であり、これらをまとめて「研究基盤」と呼んでいます。例えば、欧米では分析装置に技術者が付いており、利用指導や分析の代行だけでなく、研究に踏み込んだ解析やアドバイスを行っています。時には研究者よりも高度な知識を有する分析のプロとして活躍しています。日本ではこのような取組が十分に進んでいないため、本学では他大学とも連携しながら、研究基盤を着実に構築し、研究の効率化を進めています。

担当分野・プログラム
研究区分
物性物理学
メッセージ
名古屋工業大学は様々な大学の中でも分析装置の共用が進んでいる大学であり、特に学生の皆さんは100台を超える非常に多くの装置にアクセスすることができています。近年では技術者によるサポートを充実させており、綺麗な分析データを迅速に取得される例も増えてきています。また、名古屋工業大学は企業との共同研究が多い大学であり、研究基盤を利用した共同研究などの産学連携も活発に行われています。研究基盤の改善を進め、学内外の多くの利用者に高度な研究基盤の提供を行うことで、我が国の科学技術力や産業競争力の強化に貢献してまいります。
