工学専攻社会工学系プログラムの横丁 千佳さんが日本品質管理学会第131回研究発表会 優秀発表賞を受賞しました。
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2023年6月26日掲載
受賞者
工学専攻社会工学系プログラム (川村 大伸研究室)
横丁 千佳
受賞名
日本品質管理学会第131回研究発表会 優秀発表賞
受賞の内容
「輝度値の標準偏差と深層学習を用いた車載部品の不良品判別」
製造業において、外観品質検査の自動化を進めるためには2㎜程の小さな欠陥も検出する必要があります。しかし、画像分類の手法として頻繁に用いられる深層学習は、そのまま用いると非常に小さな欠陥を見逃してしまう可能性があります。そこで本研究では、画像の色情報を用いて欠陥である可能性が高い箇所を割り出し、その箇所の画像を深層学習に入力する2段階での不良品判別モデルを提案し、正常品正解率99.6%、不良品正解率100%という実運用可能な高精度のモデル作成に成功しました。
今後の抱負
この度は、このような賞をいただき大変光栄に思います。今回受賞できたのは、日頃からご多大な指導いただいている指導教員の川村大伸准教授、研究室の皆様をはじめとした多くの方々の支えのおかげです。心より感謝いたします。この受賞を励みに、より一層研究活動に注力していきます。
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