工学専攻生命・応用化学系プログラムの磯谷 健斗さんが日本ゴム協会2023年年次大会ポスター優秀発表賞を受賞しました。
Campus life
学生生活
2023年6月27日掲載
受賞者
工学専攻生命・応用化学系プログラム(林 幹大研究室)
磯谷 健斗
受賞名
日本ゴム協会2023年年次大会ポスター優秀発表賞
(日本ゴム協会)
受賞の内容
「結合交換の新規応用が拓く架橋密度可変エラストマーの創製」
結合交換反応を架橋反応として応用し、同一のモノマーから広範な物性を示す樹脂の創製を試みました。具体的には、ヒドロキシ基含有線状ポリエステルを調製した後、加熱により分子間エステル交換反応を活性化させ、架橋を施しました。この際、加熱条件を変更することでエステル交換反応の進行を制御できるため、架橋密度を調節することができます。これにより、同一のモノマーから広範な熱・機械特性を示す樹脂を調製することができました。
今後の抱負
今回の学会では、自身の研究内容について他大学の先生方や企業の方々からたくさんのご助言をいただくことができ、今後の研究活動の糧となる非常に有意義な時間を過ごすことができました。また、このような賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。ご指導頂きました先生方、研究室のメンバーへの感謝の気持ちを忘れず、より一層精進してまいります。
成田麻未 助教が 第12回新化学技術研究奨励賞 を受賞しました。 古川 陽輝 助教が 第12回新化学技術研究奨励賞 を受賞しました。