国立大学法人名古屋工業大学

文字サイズ
検索

就職・キャリア・学生生活

ホーム > 就職・キャリア・学生生活 > 名工大キャンパスニュース一覧 > 社会工学専攻の木村 正子さんが日本感性工学会 かわいい感性デザイン賞企画賞を受賞、総務省 異能vationプログラム2023年度 「ジェネレーションアワード」部門および2024 UPDATE EARTH コンペティション NIPPON INNOVATION AWARDにノミネートされました。

社会工学専攻の木村 正子さんが日本感性工学会 かわいい感性デザイン賞企画賞を受賞、総務省 異能vationプログラム2023年度 「ジェネレーションアワード」部門および2024 UPDATE EARTH コンペティション NIPPON INNOVATION AWARDにノミネートされました。

2024年04月19日掲載


受賞者

社会工学専攻 夏目 欣昇研究室

木村 正子

受賞名

日本感性工学会 かわいい感性デザイン賞企画賞

かわいい感性デザイン賞

総務省 異能vationプログラム 2023年度「ジェネレーションアワード」部門ノミネート

2023年度「ジェネレーションアワード」部門ノミネート

2024 UPDATE EARTH コンペティション
NIPPON INNOVATION AWARDノミネート

UPDATE EARTH コンペティション

受賞の内容

日本感性工学会
「Inclusive Quiet Room -共生社会を目指して」

総務省 異能vationプログラム、UPDATE EARTH 2024
「Inclusive Quiet Room -DEI ダイバーシティと共生社会を目指して-」

健常者と障がい者を隔てる「障壁」がある世界。 その障壁を取り払うことができたら、世界は優しい人々で溢れ、人々の相互理解が促進し、人への差別や偏見を減らすことができると思います。 感覚過敏により、刺激の多い場所や人混みにいるときに、パニックを起こしやすい人がいます。
本作品の制作者にも知覚過敏や聴覚過敏などの感覚過敏を持っている人がいます。 Inclusive Quiet Roomは、制作者の経験から、気持ちを落ち着かせられる空間と、映像・音の表現を組み合わせた「クワイエットルーム」です。  
簡単に作れる閉鎖空間であるインスタントハウス、光感覚のスヌーズレン、没入感のあるプロジェクションマッピング映像とリラックスできる音楽、柔らかいクッションと重いブランケットを組み合わせたデジタルリハビリテーション体験を創出します。 そして、感覚過敏の人たちが落ち着きを取り戻す過程を感じていただけたらと思います。

image1.jpg

image2.jpg

関連動画: https://www.youtube.com/watch?v=gnnVtw4osbY

今後の抱負

本作品は、作者ら自身が抱えている感覚過敏を、テクノロジーを用いて補助し、社会の中で障がいを抱えていても活躍できるようにと想いを込めて制作したプロダクトです。第25回日本感性工学会秋季大会での受賞、総務省異能vation2023年度「ジェネレーションアワード」部門および2024 UPDATE EARTH コンペティションでのノミネートを大変光栄に思います。
日頃よりご指導を頂きます夏目欣昇先生、夏目研究室の皆様、建築・デザイン分野の先生方、学内で応援して下さる先生方、名工大の博士後期課程の仲間の皆様、東京での共同研究者である藤井綺香様・伊東健一様・坪井理人様、ウィーンから音楽を提供下さいました児島響様、本作品開発にご協力頂きました皆様、いつも応援して下さる皆様にこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。
特に、本研究にて使用しておりますインスタントハウスにてご協力を頂いております北川啓介教授、株式会社LIFULL ArchiTechの皆様、チェーンブランケットをご提供頂いておりますラーゴム・ジャパン株式会社様、ビーズクッションをご提供いただきました株式会社Yogibo様に心から感謝しております。
今後も日々研究に励み、更に進化したプロダクト制作に精進します。ありがとうございました。

award_kimura.jpgaward_kimura2.jpg

ページトップへ