工学専攻創造工学プログラムの三宅 航成さんが第53回複素環化学討論会 Chemistry Letters Young Researcher Awardを受賞しました。
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2024年11月29日掲載
受賞者
工学専攻創造工学プログラム (中村 修一研究室)
三宅 航成
受賞名
第53回複素環化学討論会 Chemistry Letters Young Researcher Award
受賞の内容
「シンコナアルカロイド由来のヘテロアリールアミド触媒を用いた新規リン含有キラルβ-アミノ酸等価体合成法の開発」
アミノ酸は様々な医薬品や生物活性物質に見られる有用な構造であり、リン原子の導入によってその生物活性の向上が見込まれるため、近年その研究に注目が集まっている。今回我々は、独自の不斉有機触媒を用いたホスファマイケル付加反応による新規リン含有キラルβ-アミノ酸等価体合成法を開発し、かつ種々の合成的変換も達成した。本研究では、触媒のヘテロアリールアミド部位での分子内水素結合を利用した高度な不斉場の構築により、高立体選択的合成を実現した。
今後の抱負
この度、このような賞を頂きましたこと、身に余る光栄なことと存じております。本研究を遂行するにあたり、様々な助言を頂きました中村先生・安川先生・中村研の皆さんに感謝申し上げます。また、本発表に関して経済的な支援を賜りました大幸財団様に御礼申し上げます。更には、経済的な便宜を図り、生活面、精神面ともに支えてくれた家族に深く感謝します。今回の喜びを糧とし、今後一層研究に励んでいきたいと思います。
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