工学専攻材料機能プログラムの鬼頭海都さんが材料と環境2025若手講演奨励賞を受賞しました
Campus life
学生生活
2025年7月 4日掲載
受賞者
工学専攻材料機能プログラム (星芳直研究室)
鬼頭海都
受賞名
若手講演奨励賞
受賞の内容
「電位差測定を⽤いた簡易的定量法における残留カーボンを有する銅管内部の溶解特性の評価」
銅は耐食性・熱伝導性に優れることから空調用機器の伝熱管に用いられていますが、銅管の製造過程で管内面に形成されるカーボン皮膜に起因した孔食発生による漏水事故が危惧されます。そのため、カーボン皮膜を簡易的に評価する手法開発が喫緊の課題となっています。本研究では電気化学的手法による電位差測定を用いたカーボン皮膜の簡易的定量法を検討し、実環境の水質を考慮した電解液中におけるカーボン皮膜と銅管内面の溶解特性の関係を明らかにしました。
受賞者のコメント
この度は、このような賞をいただくことができ大変光栄に思います。日頃よりご指導いただいている指導教員の星芳直准教授、多くのご意見をいただきました共同研究者の皆様、そして研究室のメンバーの協力に心より感謝申し上げます。この度の受賞を糧に、今後も研究活動により一層邁進してまいります。