工学専攻の池上大輔さんがラドテック研究会 第1回若手ポスター発表会にて最優秀賞を受賞しました
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2025年12月17日掲載
受賞者
工学専攻 博士後期課程 (猪股・信川研究室)
池上大輔
受賞名
ラドテック研究会 第1回若手ポスター発表会 最優秀賞
受賞の内容
「長鎖アルキル基を有するアゾベンゼンを添加したポリエステルの光可塑化現象」
UV光照射によるアゾベンゼン(AB)の光異性化を利用したAB添加結晶性ポリエステルの光可塑化の研究を行っている。高い光可塑化性を発現させるため、テトラデカンを付加したAB(C14AB)を用いたところ、ポリエステル中でC14ABが凝集体を形成することによる不均一化に伴う高い光可塑化性が発現した。また、C14ABの凝集体が結晶核剤としても作用していることが分かり、UV光照射前後で結晶核剤→光可塑剤として作用する特異な現象を発見することができた。
受賞者のコメント
第１回目の開催にあたり栄えある最優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。この賞を得られたのも猪股教授、信川准教授の日々のご指導、及び研究室の皆様の支えによるものと考えており、感謝申し上げます。この成果を糧にこれからの研究も鋭意努力して、更なる成果を上げていく所存です。
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