工学専攻応用物理プログラムの木下拓弥さんが物性研究所スパコン共同利用研究会「計算物質科学の今と未来」にてポスター賞を受賞しました
Campus life
学生生活
2026年4月 9日掲載
受賞者
工学専攻 博士前期課程 応用物理プログラム (計算統計物理学(礒部雅晴)研究室)
木下拓弥
受賞名
ポスター賞
(東京大学物性研究所スパコン共同利用研究会「計算物質科学の今と未来」)
受賞の内容
「円柱障害物周りのアクティブブラウン粒子流における微結晶クラスターと相図」
多数のアクティブブラウン粒子(自ら推進力を持ちランダムに方向を変えながら動く粒子モデル)の流れが2つの円柱障害物を通過する際の非平衡な結晶形成を大規模シミュレーションで解析した。自己駆動の速さの増大に伴い障害物間での粒子衝突が誘起され、結晶化が急激に進行することを発見した。この結晶領域が流動を遮る壁として機能し、障害物下流側に定常的なボイドを形成する。自己駆動と幾何学的制約の相互作用が生む秩序形成の全体像を相図として明らかにした。

受賞者のコメント
この度は栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。本研究を形にするにあたり、粘り強くご指導くださった礒部先生、そして日々多くの議論を交わしてくれた研究室の仲間に心から感謝いたします。自分一人の力では辿り着けなかった結果であり、周囲の支えを改めて実感しています。この受賞を大きな励みとして、これからもより一層研究に精進してまいります。

