ヨット部の世界大会への出場が決まりました
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2026年6月 3日掲載
クロアチア開催「FISU World University Championship Sailing」へ挑戦
名古屋工業大学大学院 工学専攻 創造工学プログラムの竹尾巧太郎さん、同工学専攻建築・デザインプログラムの島田翔平さんらが、2026年9月27日から10月2日にかけてクロアチア・スプリトで開催される学生ヨット世界大会「FISU World University Championship Sailing」へ出場します。
両名は、名古屋工業大学ヨット部OBの寺内拓未さん、および名城大学の学生メンバー2名を含む5人チームで大会に参加します。チームは2026年に開催された「セイル・オン 第14回 JYMA選抜 大学&U25マッチレース」において優勝を果たし、日本代表として世界大会への出場権を獲得しました。

チーム結成と日々の取り組みについて
大学ヨット部による混成チーム
今回の世界大会へ出場するチームは、名古屋工業大学ヨット部で培われたつながりを基盤に結成されました。学部時代に同じ地域で競い合った仲間たちが再び集まり、世界という新たな舞台へ挑戦します。
チームの中心を担う竹尾さんは、艇の操縦を担う「スキッパー」としてレース全体を統率します。竹尾さんは小学生時代からヨット競技に取り組んでおり、長年培ってきた経験と判断力を武器にチームを牽引しています。島田さんは、帆の調整を担当する「トリマー」を務めます。大学からヨット競技を始めた島田さんは、限られた期間の中で技術を磨き、今回の世界大会出場へとつなげました。また、名古屋工業大学ヨット部OBの寺内さんは、レース中の状況分析や戦略立案を担う戦術担当としてチームを支えています。チームは愛知県蒲郡市を拠点に活動しており、学業や研究活動と両立しながら日々トレーニングや戦術ミーティングを重ねています。

駆け引きと連携が求められる「マッチレース」
一度きりの本番に懸けた総合力
世界大会への出場権を獲得した舞台は、クルーザー大学&U25全日本ヨットマッチレースという、一度きりの本番で結果を残さなければならない非常に厳しいレースでした。U25の枠組みで実施される本レガッタはマッチレース形式を採用しており、一対一の対戦を繰り返し、その勝利数によって順位が決定されます。
マッチレースにおいては、スタート前から相手艇との激しい駆け引きが始まり、風向や潮流を読みながら瞬時に判断を下す必要があります。わずかなミスが勝敗を左右するため、操船技術だけでなく、戦略性やクルー間の連携力も重要となります。
綿密に組み立てた戦術と、それを艇上で正確に遂行するチームワークによって、一試合また一試合と勝利を積み重ねてすべてのラウンドで勝利しました。声を掛け合いながら役割を全うするクルーの動き、迷いのない判断、そして仲間への信頼。これらが噛み合った瞬間に、世界への扉が開かれました。世界大会では、各国のトップ学生セーラーたちとの対戦に挑みます。


ヨット部より
世界へと挑戦する意義
学生時代に経験を基盤とした再挑戦
私たちが世界へ挑む意義は、勝敗そのものを超えたところにあると考えております。学連を引退してもなお本気で世界に挑む姿を示すこと。それは、現在活動している他の部員たちにとって、最も身近で具体的なメッセージとなるはずでございます。「どんな時でも挑戦は続けられる」「現役時代の努力は決して無駄にはならない」という事実を、結果ではなく姿勢によって示したい。これは競技の枠を超えた価値を持つ挑戦であると、私たちは信じております。
競技の未来へとつながる取り組み
ヨット競技は一般的に高い認知度を持つ競技とは言えません。だからこそ、こうした世界挑戦の機会を一つひとつ大切に積み上げ、競技の魅力を社会に発信していくことが、私たちに課せられた役割であると感じております。一度きりの挑戦で終わらせることなく、次の世代へとバトンをつないでまいりたいと考えております。

ご支援のお願い
世界大会への挑戦は、選手たちだけの力で実現できるものではありません。海外遠征には、渡航費や宿泊費、現地での練習費用など、多くの費用を必要とします。チームは現在、世界大会本番に向けた準備を進めるとともに、活動へのご支援・ご協力を呼びかけています。
ご支援いただいた資金は、現地での練習費、遠征滞在費、大会参加に必要な諸費用等に充てさせていただきます。学生・OBが一体となって挑戦する今回の活動を、一過性のものではなく、今後のヨット競技や次世代の挑戦へとつながる取り組みとして発展させていきたいと考えています。
名古屋工業大学ヨット部で培われたつながりを土台に、学生時代の経験を糧として世界へ挑戦する姿は、現役学生にとっても大きな刺激となります。OBの皆様には、これまで受け継がれてきた挑戦の文化を次世代へつないでいく取り組みとして、お力添えをいただけますと幸いです。
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