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物質工学専攻の長谷川 諒さんが「日本セラミックス協会2015年年会優秀ポスター発表賞優秀賞」を受賞しました

2015年06月12日掲載


物質工学専攻の長谷川 諒さん(福田・浅香研究室)が、日本セラミックス協会2015年年会において、優秀ポスター発表賞優秀賞を受賞し、このたび賞状が授与されました。

日本セラミックス協会年会優秀ポスター発表賞とは
日本セラミックス協会2015年年会において優れたポスター発表を行った若手会員(35歳以下)を表彰するもので、研究内容及びプレゼンテーションを評価の対象として選考されます。2015年年会では147件のポスター発表が選考の対象となり、そのうち優秀ポスター発表賞(最優秀賞と優秀賞)を受賞したのは7件です。

受賞研究テーマ
セラミックスの結晶配向化手法としての反応拡散の新展開

受賞研究内容
我々は、反応拡散法を用いることでセラミックス材料の結晶粒子を高配向化させ、その機能を飛躍的に向上させることに成功しました。既存の反応拡散法の適用範囲は二成分系に限定されていましたが、本研究で初めて、三成分系に拡張することに成功し、結晶配向セラミックスの作製手法としての汎用性を示しました。これにより、チタノガリウム酸ナトリウム(Nax+3yTi1-xGa4-x-yO8)多結晶体のNaイオン伝導度を約300倍向上させることに成功しました。

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開発したチタノガリウム酸ナトリウム多結晶体の顕微鏡写真
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受賞した長谷川 諒さん



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