物質工学専攻の伊藤嵩人さん(石井研)がALC' 15でStudent Awardを受賞
Campus life
学生生活
2015年11月 5日掲載
受賞者
物質工学専攻 伊藤嵩人さん (石井研究室)
受賞名
Student Award
10th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices '15 (ALC' 15)において、優秀な業績および発表を行った学生に対して授与される特別賞を、フナムシの脚からヒントを得て作製した微小流路の応用に関する研究に対して授与されました。120件を越える発表の中から国内・国外合計8名の学生に授与されたため、非常に高い倍率の中からの選出でした。受賞式の前には、受賞者による口頭発表セッションが行われました。
伊藤さん 今後の抱負
本学会では、超撥水性を保ちつつ、オイルのみを自発的に輸送するデバイスの開発等、表面組成を制御することで単一の表面に様々な機能が付加可能であることを発表しました。この技術によって、異なる形状や機能を持つ流路を同一表面に繰り返し構築可能となり、廃棄物を出さない微小液体輸送デバイスの開発等が期待できます。今後は、更に高度な表面処理を施すことによって、液体輸送の高速化等、液体操作の質を高めていくことを目標としていきたいです。
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