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未来材料創成工学専攻 加藤淳揮さんが第56回ガラスおよびフォトニクス材料討論会の国際セッションにおいて最優秀講演賞(1st Place)を受賞

2015年11月24日掲載


 未来材料創成工学専攻 加藤淳揮さん(大幸裕介研究室)が56回ガラスおよびフォトニクス材料討論会の国際セッションにおいて最優秀講演賞(1st Place)を受賞しました。

受賞の内容:
圧子圧入試験は弾性率や硬度など主に材料の力学物性を迅速・簡便に評価する手法で、加藤君は圧子圧入試験と電気化学試験を組み合わせた独自の装置を製作しました。燃料電池発電条件でのガラス電解質の力学応答をその場観察することに世界で初めて成功し、そのオリジナリティーが高く評価されました。圧子直下には数GPaに達する高圧場が発生することから、本装置はGPa級の高圧インピーダンス測定も可能であり、新しい電気・力学測定手法として今後の研究発展が期待されます。

今後の抱負:
今回の受賞につきまして、国際セッションということもあり、非常に光栄に感じます。指導教官をはじめ、研究室のメンバーのサポートあってこその受賞だと実感しております。温かなお心遣いに、感謝申し上げます。この度は独自の装置を通じて得た世界初、オリジナルなデータを評価して頂くことができました。今後もガラスに秘められた可能性を信じ、新規材料特性の発見を目指して研究していく所存であります。

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