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未来材料創成工学専攻の山岸亮太さんが日本セラミックス協会第29回秋季シンポジウム特定セッション「優秀賞」を受賞!

2016年09月23日掲載


受賞者

未来材料創成工学専攻 山岸亮太 環境共生材料研究室 春日グループ 前田研究室

所属: 日本セラミックス協会

受賞名

日本セラミックス協会第29回秋季シンポジウム特定セッション「優秀賞」

山岸さんの研究内容

 環境共生材料研究室(前田浩孝准教授)では、自然界で常に清潔を保っているカタツムリの殻に注目し、これを材料に模倣することで、防汚材料における表面設計の新たな指針を構築することを目指しています。カタツムリの殻は図1に示す3種の間隔が異なる凹凸構造を形成しています。本発表では、カタツムリ殻上に異なる化学組成のコーティングを行い、その表面上の水滴の時間経過に伴う挙動の変化を調査しました。その結果、表面組成により水滴の溝間への潜り込みやすさを制御できることを明らかにしました。

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図1 カタツムリの殻の表面形態

今後の抱負

 この度、優秀賞を受賞することができ、大変光栄に思います。担当教員である前田先生をはじめ、試料作製にご協力頂いた本学の横田壮司准教授および北海道大学の松尾保孝准教授、そして研究室の方々に、心より感謝しております。本研究で得られた知見を活かし、今後より一層研究に励むことで、既存の原理にとらわれないような新たな発見を目指し、研究分野の更なる発展に貢献させて頂きたいと思います。

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