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物質工学専の熊谷卓哉さんが第8回日中強誘電体応用会議でBEST POSTER AWARDを受賞しました。

2016年10月07日掲載


受賞者

 物質工学専攻 熊谷卓哉   

 所属 酸化物エレクトロニクス(五味)研究室

受賞名

 The 8th Japan-China Symposium on Ferroelectric Materials and Their Applications
【BEST POSTER AWARD】

受賞内容

  "Solid solution effect of BaTiO3 on BiFe0.7Ga0.3O3 epitaxial thin films with pseudo-tetragonal structure"と題し、固溶体BiFe0.7Ga0.3O3 -BaTiO3エピタキシャル薄膜の結晶構造探査と電気特性評価に関する発表を行いました。以前報告したBiFe0.7Ga0.3O3エピタキシャル薄膜の分極特性は抗電界が高く、良好ではなかったため、抗電界を低減させられるよう、固溶体BiFe0.7Ga0.3O3 -BaTiO3エピタキシャル薄膜を作製しています。

 今回の受賞は、ポスター発表の研究内容が優秀であるとともに、研究をよく理解したうえで明確なプレゼンテーション、質疑応答が行われたことが評価されました。

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今後の抱負

  博士前期課程でありながら、このような名誉ある賞を頂けたのは、親身に指導して下さった五味教授と横田准教授、それから共に力を合わせた研究室の同期の倉田君のおかげです。本当に感謝しております。これから半年しかありませんが、後悔しないよう研究を通して、社会に貢献できる立派な人材へと自分を磨いていきたいと考えています。

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