生命・応用化学専攻の吉岡拓哉さんが第7回CSJ化学フェスタ2017で優秀ポスター発表賞を受賞しました。
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2017年12月 5日掲載
受賞者
生命・応用化学専攻 博士前期課程 1年 吉岡 拓哉(柴田研究室)
受賞名
第7回CSJ化学フェスタ2017 優秀ポスター発表賞
CSJ化学フェスタ
受賞の内容
「DAST 試薬を用いた鎖状の β ケトエステルに対するペルフルオロアルキルチオ化反応」
トリフルオロメチルチオ(SCF3)基を有する化合物は自身のもつ高い脂溶性から,薬理活性を高めることが期待できます。そのためSCF3基は医農薬品分野において高い注目を集めており,直接的導入試薬が多数報告されています。しかし従来,試薬合成に多段階を要するため,コスト面での問題がありました。そこでビラードがSCF3試薬合成の際に用いた一段階で調整可能なCF3-DASTに着目し種々の検討を行った結果,高収率,幅広い基質へSCF3化並びにペルフルオロアルキルチオ化への応用も達成しました。
今後の抱負
今回このような賞を受賞することができて,非常にうれしく思います。また,受賞にあたり,日頃から熱心に指導してくださる柴田先生をはじめとした先生方,さらに支えてくれている研究室の仲間に深く感謝いたします。今後もこの受賞に甘んずることなく,日々精進していきたいと思います。
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