物理工学専攻の林拓実さんが第27回日本MRS年次大会で奨励賞を受賞しました。
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2018年2月19日掲載
受賞者
物理工学専攻 博士前期課程 林 拓実(尾形・田村・小林研究室)
受賞名
第27回日本MRS年次大会 奨励賞
第27回日本MRS年次大会
受賞の内容
「タングステン内部の希ガス拡散のメカニズムの探求」
高温下でヘリウム(He)イオンがタングステン(W)に照射されると"Fuzz"と呼ばれる繊維状のナノ構造が表面に形成される。これは産業応用の期待される多くの特性を持つが,詳しい形成メカニズムは解明されていない。本研究では、高精度な電子状態計算によるシミュレーションを実行し,Fuzz形成の初期過程を明らかにした。
Fuzzの電子顕微鏡写真 S. Kajita et al., Jpn. J. Appl. Phys. 50 08JG01 (2011).
今後の抱負
この度は、このような賞をいただき大変光栄に思います。また、日頃から熱心にご指導いただいた先生方及び、議論を重ねてきた研究室のメンバーにこの場を借りて深く感謝申し上げます。今後もより一層研究に励み、材料工学の発展に貢献していきたいと思います。
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