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建築・デザイン工学科の井上裕太さんが2019年日本建築仕上学会奨励賞学生研究奨励賞を受賞しました。

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学生生活

2019年4月 2日掲載


受賞者

建築・デザイン工学科(河辺研究室)
井上 裕太

受賞名

2019年 日本建築仕上学会奨励賞 学生研究奨励賞

受賞の内容

「電気炉酸化スラグを用いたモルタルによるウェッジ型電波吸収体の研究」

融雪用発熱モルタルブロックの電波吸収材層に使用される電気炉酸化スラグを骨材として用いたスラグモルタルは、平板形状で用いると、含水や形状の誤差によって、特定の周波数における電波吸収性能が低下します。そこで、電波吸収性能が低下しにくいウェッジ形状のスラグモルタルについて検討しました。本研究では、そのウェッジの数と、調合におけるスラグの量が電波吸収性能に及ぼす影響を検討し、実際にウェッジ形状のスラグモルタルに電波を照射した際の発熱位置をサーモグラフィーカメラで測定しました。

今後の抱負

このような賞を頂き、大変光栄です。今春から大学院で研究をより深めていき、融雪用発熱モルタルブロックの実用化に向け努力していきたいです。

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電気・機械工学専攻の立花弘貴さんがThe IEEE 2019 International Conference on Mechatronics (ICM2019), Best Student Paper Award (Second Place)を受賞しました。