都市社会工学科の日下部俊弥さんが平成30年度土木学会中部支部研究発表会優秀研究発表賞を受賞しました。
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2019年5月17日掲載
受賞者
都市社会工学科(吉田研究室)
日下部 俊弥
受賞名
平成30年度土木学会中部支部研究発表会 優秀研究発表賞(第Ⅶ部門)
土木学会中部支部
受賞の内容
我々は、平成30年度土木学会中部支部研究発表会において「塩素化エチレンを無毒化するDehalococcoides mccartyi NIT01株の分離および特性評価」というタイトルで口頭発表を行い、優秀研究発表賞(第Ⅶ部門)を受賞しました。本研究は、難培養性として知られるDehalococcoides属の塩素化エチレン脱塩素化細菌を純粋分離し、国内外の既報を上回る高い脱塩素化活性を見出したものです。
今後の抱負
日本では、年間水使用量約の約11%を地下水から取水しています.特に, 生活用水,工業用水の水資源においては、地下水依存率が2割を超えており,地下水は日本の重要な水資源といえます.日本では1997年に地下水の水質汚濁に係わる環境基準が設けられ, 本研究で着目した塩素化エチレンも対象となっておりましが, 現在も多数の地下水で環境基準値の超過が報告されています. 我々は, 本微生物を用いることで, 塩素化エチレンを無毒化する微生物が存在しないような地下水について浄化を行っていくことに尽力したいと考えております。
早原 悦朗 名誉教授が、2019年春の叙勲を受章されました。 石野洋二郎 教授の研究室が、Best Research Paper Award.を受賞しました。