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電気・機械工学専攻の塩満優作さんが2020年IEEE名古屋支部国際会議研究発表賞を受賞しました。

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2020年4月27日掲載


受賞者

電気・機械工学専攻 (岡本英二研究室)

塩満 優作

受賞名

2020年IEEE名古屋支部国際会議研究発表賞

IEEE Nagoya Section

受賞の内容

「Effective Frame Configuration of 5G URLLC Using Open-Loop HARQ for Autonomous Driving」

 2020年夏頃に実用化されるレベル3自動運転では、一定の条件下で運転者がハンドルから手を離すことがいよいよ可能となります。このような高度自動運転を支えるものは、周囲の状況を瞬時に把握するための周辺車両および路側機との低遅延高品質無線通信です。しかし無線通信は伝搬路の変動が大きく、時々伝送誤りが生じてしまいます。受信側でデータが誤ったときは再度の信号送信をリクエストする再送要求が行われますが、伝送完了までの遅延時間が増加してしまうという課題がありました。そこで塩満氏は企業との共同研究により、第5世代移動通信システム(5G)のフレーム構成において、再送が起きても最も遅延時間を低減できる効率的フレーム構成を構築しました。これにより5G自動運転に適したより低遅延・高品質な伝送が可能となります。

今後の抱負

 
 この度は、このような賞をいただき大変光栄です。ご指導いただいた岡本先生、研究室メンバー、並びに共同研究先の三上様、吉野様に厚く御礼申し上げます。新型コロナウイルスの影響で世界的に行動が制限されておりますが、オンラインでできることも今日では多岐に渡るので、今できることを幅広く活用し研究開発を進めていきたいと思います。

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