櫻井 祐子
SAKURAI Yuko
人とAIが協力する未来社会の仕組み
人工知能(AI)や、複数のAIが自律的に判断しながら互いに協力・競争し、全体として問題解決を行う仕組みであるマルチエージェントシステム(MAS)を対象に、人とAIが共により良い社会をつくるための研究を行っています。今後、AIが人間の意思決定を支援したり、一部を代理したりする場面が増えると考えられます。そのため、人とAIが協調しながら、公平で望ましい集団意思決定を実現する技術が重要になります。特に、AIや人々の間の戦略的な相互作用を計算機科学の観点から分析する計算論的ゲーム理論を基盤として、個人の目的と社会全体の目的が調和するように制度やルールを設計するメカニズム設計や、人とAIが役割を分担して課題を解決するヒューマンコンピュテーションを中心に研究に取り組んでいます。これらを通して、人とAIが互いの力を活かし合う新たな共創社会の実現を目指しています。

情報工学類|教授
櫻井 祐子(サクライ ユウコ)
SAKURAI Yuko
キーワード
人工知能
マルチエージェントシステム
計算論的ゲーム理論
ヒューマンコンピュテーション
データサイエンス
担当分野・プログラム
研究区分
人間情報学
研究テーマ
- 計算論的ゲーム理論に基づく分析と設計
- 人とAIの協調フレームワーク
- 項目反応理論と機械学習の融合
- マルチエージェント自動交渉
- 生成AIにおけるバイアス検出
メッセージ
人工知能が急速に発展し、社会や産業のあり方が大きく変わろうとしている今こそ、人工知能の原理や基礎を深く理解することが重要になっています。一方で、人工知能はすでに社会と密接に関わる技術となっており、現実の課題に柔軟に応用していく姿勢も求められています。このような状況の中で、基礎研究と社会応用をつなぐことを大切にし、人工知能をはじめとする知能情報技術が、人とAIが互いの力を活かし合い、より良い社会を築くための土台となるよう、教育と研究を進めていきます。
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