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複雑流体の謎に挑む最先端研究

リンスや牛乳、血液、インクなどに代表される「複雑流体」を対象に、その流れを正確に測る計測技術と、数値シミュレーションによって再現・予測する技術の研究に取り組んでいます。複雑流体は、内部構造が変化しながら流れるため、空気や水とは異なる特性を示します。本研究では、界面活性剤や高分子、コロイド溶液、生体液など多様な流体を扱い、未解明の流動現象を解き明かします。さらに、得られた知見を流動制御や省エネルギー技術、医工学応用へと展開し、国内外の学会を通じて積極的に発信しています。

電気・機械工学類|教授

玉野 真司(タマノ シンジ)

TAMANO Shinji

3 すべての人に健康と福祉を
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

キーワード

複雑流体
レオロジー
流れの制御
乱流抵抗低減
混相流

担当分野・プログラム

研究区分

流体工学、熱工学
化学工学
応用物理物性

研究テーマ

  • 高分子・界面活性剤添加による乱流抵抗低減メカニズムの解明
  • 複雑流体の液滴飛翔とレオロジー特性の関係性の解明
  • 半導体ウエハー洗浄工程における液の濡れ広がり挙動および液滴の飛翔挙動の解明
  • 生体液のレオロジー計測法と評価法の開発

メッセージ

複雑流体は身のまわりの食品や日用品、さらには産業技術まで幅広く関わる重要な存在です。その流れは内部構造が変化するため、水や空気とは異なる不思議で未解明な現象が多く潜んでいます。近年は省エネ技術や新しい計測法、医療工学などへの応用が期待され、社会的価値が高まっています。複雑な流れの仕組みを探る研究は難しさもありますが、その分だけ新しい発見に満ちた魅力ある分野です。