岡本英二准教授が電子情報通信学会 2016年度無線通信システム研究会最優秀貢献賞を受賞しました
2017年5月25日掲載
- 受賞者
- 岡本英二准教授
- 受賞の対象
- Massive machine type communications(mMTC)のための物理層秘匿性を有するgrant free非直交多元接続方式の検討
- 受賞者の関連サイト
- 岡本英二研究室
- 関連するウェブサイト
- 電子情報通信学会無線通信システム研究会
第5世代移動通信システム(5G)では携帯電話だけでなく、Internet of things (IoT)デバイスの通信を収容するシナリオが検討されております。しかし多種多様なIoTデバイスを収容するためには、安全で極めて柔軟性の高い通信技術が必要とされており、まだ方式が確定されておりません。岡本英二准教授らのグループは、世界で初めて
・超多数のIoTデバイスを収容可能
・複雑な事前やり取り不要で即時送信可能かつ
高品質な伝送を実現
・電波で無線セキュリティを確保
を両立させる電波暗号化即時送信型非直交多元接続手法を確立し発表しました。この研究成果が、電子情報通信学会で最も発表の多い研究会の一つである無線通信システム研究会において、2016年度研究会発表337件の中から最も優れた発表に選ばれました。