鈴木一馬(電気・機械工学専攻)、磯崎順平(情報工学専攻修了生)、北川亘助教、竹下隆晴教授が、平成29年電気学会産業応用部門論文賞を受賞しました
2017年9月13日掲載
平成29年電気学会産業応用部門論文賞
- 受賞者
- 鈴木一馬(電気・機械工学専攻)、磯崎順平(情報工学専攻修了生)、北川亘助教、竹下隆晴教授
- 受賞の対象
- ソフトスイッチングを適用した絶縁型AC/DCコンバータ
- 受賞者の関連サイト
- 竹下・北川研究室
本賞は、平成28年1月~12月に電気学会産業応用部門誌、もしくはIEEJ Journal of Industry Applicationsに掲載された論文の中で、産業応用関連の学術または技術に多大な貢献をした論文の著者に贈られる賞です。受賞論文名は「ソフトスイッチングを適用した絶縁型AC/DCコンバータ」で、学術および技術の進展に大きく貢献するものと高く評価されての受賞となりました。
〔受賞論文内容〕今後、普及が進む電気自動車のバッテリーと交流電源とを接続する充放電装置などに応用できる小型高効率な絶縁型双方向AC/DCコンバータを開発しています。損失低減のためのソフトスイッチング技術を開発し、実験によりスイッチング損失を約1/5に低減でき、95.7%の高い電力変換効率を実現しています。本研究は、日本の産業競争力上のために省エネルギー技術のイノベーションを目指す内閣府総合科学技術・イノベーション会議のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代パワーエレクトロニクス」(管理法人: (国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))の研究プロジェクトとして実施しています。